自担の結婚に寄せて

 

 いわゆる自担が結婚したブログというやつです。

 2021年12月30日、ついに自担である坂本昌行さんが結婚した。(厳密にいえば入籍したというのが正しいのかもしれない)

 私はそのときぼんやりといつものようにTwitterを眺めており、坂本担がついに……! とつぶやいているのを見て慌ててメールを見に行ったら、メールにはリンクが貼られておりリンク先には相変わらずきれいな字での入籍報告があった。最初の感想としてはめでてえ、赤飯炊かなきゃ!!! というものであった。赤飯、全然炊くよね。もう全然炊く。一升くらい炊く。

 私はキモオタなので、キモオタを承知で書くと「自担がお嫁に行ってしまった」という感情である。めでたい、めでたいことには変わらないのだが、やっぱりさみしい。大切な妹がお嫁に行ってしまった姉のような気持ちである。私は一人っ子なので姉妹も兄弟もいないんですけどね。すべてが架空の存在である。

 お相手のかたとお付き合いしていたのは知っていたし、結婚秒読みとか言われていたし、V6は解散したし、50歳になったし、正直今年の年末に結婚報告があるかもしれないという覚悟はしていた。それに烏滸がましい話ではあるが、もし自担が結婚するのなら今お付き合いしているかたがいいなあと思っていた。

 なにせお相手のかたは元宝塚歌劇団雪組男役トップスターであるし、自担は私にとってはお姫様なのだ。キモオタを承知で書いているが、私にとってこの結婚は「王子様とお姫様の結婚」なのである。王子様とお姫様は結婚してずっと幸せに暮らしました。めでたしめでたし、なのだ。

 おまけに報道関係者には銀座ウエストのソフトタルトが配られたというではないか。いいよね、銀座ウエスト、リーフパイおいしいよね。うちら(ファン)にもソフトタルト送ってほしいよね。(厚かましいファン)

 今思うと三宅くんのFC向けクリスマス配信で自担が酔っ払って浮かれていたのは入籍直前だったから浮かれていたのかなあと思うし笑、浮かれちゃってかわいいな! とも思う。

 

 まあね、さみしいんですよ、そりゃ。だってお嫁に行っちゃったんだもん。目に入れても痛くないいとしの自担が王子様のところにお嫁に行ってしまったのですもの。

 でもそれ以上に、あれだけかわいい自担のことであるから、それはもう楽しくすこやかで幸せな結婚生活を送るのだろうし、そうあってほしい。

 私は昨晩はふて寝したのですが笑、朝起きて長野くんとよしひこさまのお祝いコメントを見て、なんだか腹落ちしたのであった。

 

やったね!皆さ~ん、坂本くんが結婚しましたよぉ~!!2021年、年末に今年の中で1番嬉しい報告です!!良い年越しになりますね。僕も幸せな気持ちで2022年を迎えられます。おめでとう、心からおめでとう!末永くお幸せにね!

 長野くんのコメント、いいよね。もうさ、やったね! から始まってるもん。本当に喜んでいるのが伝わってくるよね。

 

ご結婚おめでとうございます 幸せな報告に胸が熱くなりました 彼とは30年以上の付き合いになります 誰よりも誠実で 誰よりも愛情の深い人です 奥様と二人 健康第一で 温かい家庭を築いてください そして更なる進化を続ける坂本昌行のステージを心から楽しみにしております 末永くお幸せに

 よしひこさまのコメントも坂本くんへの抑えきれない感情が綴られていてエモーショナルであった。よしひこさまのコメント、いいよね、なんかいい。とてもよい。井ノ原快彦という男はこういった場面でおおまじめなコメントを出す男なのである。それを私たちはよく知っている。

 

 自担、どうかすこやかでいつまでも楽しく元気にずっと幸せでいてください。

 私は年明けのマーダー・フォー・トゥーの初日チケットを持っているので新たな道を歩み始めた自担を最初に観ることができるのであった。楽しみにしております。

 

 結婚してもずっと、私にとって自担は太陽なのです。

 

 私からはHONDALADYの歌詞を送ります。それではまた1月のシアターコクーンで。

 

 もし君が

 そばにいてくれたら

 何だって僕はできるのさ

 笑う奴もいるだろう

 そんな奴は

 ぶっ飛ばして

 この世界二人きり

 一生大笑いしようぜ

 HONDALADY『hanauma』